世界一の長寿大国として名を馳せているわが国ですが、100歳以上で所在不明の人がぼろぼろ出てきてその地位が揺らぎ始めています。
当院でも90歳前後で元気に通院されている(もちろん通院しているということは何らかの持病はあります)患者さんは確かに多いのですが、100歳以上で歩いて通院されている患者さんは今はいないです。往診に行く患者さんの中には99歳の方はいますが…。
日本にいる100歳以上の方は4万人以上のはずなんですが、もう少し下方修正しないといけないのかもしれませんね。
でも男女とも世界最高レベルの長寿の国であることは間違いないと思います。
役所の人も100歳以上の方みなさんと面会しなければいけないなんてちょっと大変すぎです。
個人情報保護法の弊害もあるんでしょうが、核家族化が一番影響しているのではと思います。
子どもの虐待死も話題になってますが、むかしながらの大家族では老人の失踪や子どもの虐待死もなかったはずです。
ところで100歳以上生きられる条件って何なんでしょう?アメリカの研究では母親が25歳未満のときに生まれた人はそうでない人より2倍100歳以上生きやすいそうです。
このまま晩婚化が進むと平均寿命は下がるのでしょうか?
母が27歳のときの子である院長は100歳以上生きるのは無理っぽいですね。