昨年4月に後期高齢者医療制度なるものができたときに、70歳から74歳までの方(厚労省は’前期高齢者’と呼びます)の自己負担は1割→2割に上がる予定だったんです。
でも選挙が近いという理由だけで1年間先送りされました。
つまり今年の4月からは2割に上がる予定でした。この1年の間で間違いなく選挙があるだろうと予想されていたので1年間の期限付きで据え置きされていたんです。
ところが、選挙がなかったのでどうするのかなーと思っていたら案の定、さらに1年間据え置きされることになりました。ほんとにこの国の政治家は選挙のことしか頭にないんです。
日本は先進国でダントツに国会議員の数が多く、一人当たりに1年間に議員にかかるお金も6000万以上と先進国でダントツに多いのです。あと世襲議員の数も。
ちなみに医療にかけるお金は先進国の中でだんとつに低いです。
給付金だ、高速値下げだと盛り上げて選挙が終われば増税の嵐でしょう。まずは国会議員の数とバカ高い議員報酬を削減からはじめるのがすじだと思うのですが…。