福田首相辞任、総選挙近しでタバコ値上げの話題が少し落ち着いてしまった感があります。
先日、厚生労働省研究班が、タバコを1000円に値上げしたら9年で9兆円の税の増収があるとの報告を発表しました。
値上げをすると、みんなタバコをやめるから税収が減るとの予測に対する反論のようです。
報告によれば、自分の意思や、禁煙治療でタバコをやめたとしても、1年もたたないうちにかなりの人達が、たばこがたとえ1000円でも吸ってしまうから税収は伸びる一方だということです。
厚労省というのは国民の健康を守る省庁ではないのでしょうか?タバコを値上げしてもみんなやめないから安心して値上げしようとアピールしているようです。
値上げすれば喫煙者が減って数十兆の医療費が削減できるということは言わないんですね。
禁煙治療してもまた吸い始める人は確かにいますが、財務省にならともかく、厚労省にそんなこと言われたくないですね。