北京オリンピックも半分終わりましたね。時差があまりないので観戦にはいいですね。アテネのときより金メダルが少ないようですが、やはり開催国中国は強いですね。
スポーツマン心臓というのがあります。これは運動で鍛えている人に起こる心臓への変化をいいます。心臓肥大と、徐脈(遅い脈)が特徴的です。
心臓の右室という部屋の壁が厚くなるタイプの心臓肥大が起こりますが、特に問題ない場合が多いです。まれに不整脈の原因になることもあります。
また、迷走神経という自律神経が鍛えられるため脈が遅くなります。これも特に問題になりません。
スポーツマン心臓自体が危険なわけではありませんが、やはりあまりに過激な運動は危険なこともあります。カテコラミン(アドレナリン)というホルモンが出すぎると、心臓に不整脈などの悪影響が出ることがあるのです。
若い頃はともかく、40を越えたら健康には軽めなスポーツ(有酸素運動)をお勧めします。