愛知県尾張旭市の松尾医院|内科、循環器科、小児科、皮膚科

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2009/03/15 ES細胞とiPS細胞

最近TVや新聞で見かけるES細胞、iPS細胞ってどの程度信用できるものなのでしょう?ES細胞は、ヒトの受精卵を用いてヒトのいろんな臓器を作ってしまおうとする細胞です。

ただ、ヒトの受精卵を用いてこれを材料にするのですから倫理的な問題があります。アメリカではほぼこの研究はブッシュ政権下では凍結されていました。

日本の山中先生はヒトの皮膚の細胞に、ある遺伝子群を注入してES細胞のような何にでも変化する細胞を開発しました。これがiPS細胞です。

受精卵を用いていないので倫理的な問題をある程度クリアしており、遺伝子的にはクローンですから、このiPS細胞から作られた臓器を自分に移植するなんていう治療が現実味をおびてきました。

麻生総理の外国訪問に何億円も使っているなら、もっとこの研究に国はお金を出すべきでしょう。
もちろん、アメリカなどもものすごい勢いで研究を進めています。

しかしこの研究に関連して気になるニュースが入ってきたのです。続く..。

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