そもそも指紋は皮膚にある汗の出口(汗腺)の開口部の隆起が模様になったものです。
これを医学的に研究、発表したのはイギリスのヘンリーフォールズという医師で、今から120年以上前のことです。
この先生は、日本に宣教師として来日しており、東京築地に住み、築地病院を開設してます。この病院は今は聖路加国際病院という有名な病院になっています。
指紋はだいたい、渦巻き型の渦状紋と、下がつながっていない蹄状紋とふたつの種類がほとんどですが、まれにたてに流れる線状の指紋などがあります。
警察の捜査ではDNA鑑定以上の価値のある指紋ですから国民全員の指紋をとっておけばいいという人もいますが、年金記録もあれだけずさんな管理をするのですからこれを国がきっちり管理するなんて不可能でしょう。
突然、身に覚えのないことで逮捕されるかもしれません。「現場であなたの指紋が採取されています」なんて…。