オリンピック直後に悲しいニュースです。アフガニスタンで日本人が拉致、殺害されました。
ペシャワール会の代表の中村さんは医師です。もともとペシャワール会は20年以上前にパキスタンへの医療支援目的に設立されました。
モットーは「誰もが行きたがらない所に行き誰もがやりたがらないことをする」です。
最近は、活動範囲をアフガニスタンに拡大、医療支援だけでなく、農業技術支援なども行っていました。
人の役に立ちたい、人を助けたいという精神はすごく崇高なもので、このようなNGOによってたくさんの人が救われています。
ただ、イラクもそうですが、イスラム教の国は反米感情が強く、特にアフガンでは外国人はタリバンなどに敵視されやすかったんですよね。
NGOは政府と無関係の援助団体ですから政府のサポートは受けられません。だからこそ自由な活動ができるのです。
もちろん危険を承知で職員の方は行かれているのだとは思いますが、このような悲劇が二度と起きないようにするにはどうしたらよいのでしょうか?
亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。